Mail.app の新着メールを自動的に開くAutomator (Snow Leopard)

MacOSXのMail.app は検索も軽いし,iCalやアドレスとの連携も容易だし,長所だらけのメイラーではあるが,言わせて貰えばサイテーな部分も結構ある。
まず,新着メールを届いた順に開く,というシンプルな機能がない。Eudoraに長年慣れてきた私には,これはかなり不便だ。(フィルターでいろんなメールボックスに振り分けられた新着メールを,いちいち探して手で開けと言うのですか? という状態)

MacOS X 10.5の Leopardなら, GrowlMailで,Mail.appに到着したメッセージを全て開くことができた。しかし,10.6のSnow Leopardでは,GrowlMailはまだ動かない。

プライベートのメールは少ないからいいけど,仕事の新着メールだけでも手を動かさずに全てチェックするにはどうすればいいのか? 困ってしまう。
窮余のあげく,知っているモノを組み合わせたら,どうにか,5分ごとに到着したメールを全て開くAutomatorアプリができたので,そのAutomatorアプリと作り方メモを備忘録として書いておく。


【アプリケーション】

ダウンロードmail-5min.app.zip

機能: 5分ごとにMail.appの全ての未読メールを探して,メッセージのウィンドウを開く。但し,ゴミ箱と迷惑メールは対象外。

使い方:Mail.appが起動している時に,ダブルクリックする。

注意:このスクリプトは,全てのメールボックスの未読メールを開いてしまう。何百・何千も未読メールがある場合は,このスクリプトの起動前に,Mail.appのメールボックスの未読メールを手作業で一括して既読にしたほうがいい。

ーーーー
スクリプトの作り方
[用意するもの]
1."Open Mailbox" というAppleScript

"Open Mailbox"のスクリプトを,AppleScript エディタで開き,スクリプトの全文をコピーする。

[スクリプト作りの作業]
2.Automator.app を起動する。
ワークフロー作製画面

2−1.左のライブラリの中の「AppleScriptを実行」を選択して,右のワークフローの編集画面にドラッグ&ドロップする。

2−2.「AppleScriptを実行」の例文スクリプトを全て消す

2−3.上の1)でコピーしたスクリプトを,「AppleScriptを実行」のスクリプトウィンドウにペーストする。

2−4.44, 45行目の行頭に -- を加えて,コメントアウトする。(ダイアログを表示させない)

↓コメントアウト

2−5.Automatorスクリプトとして,適当な名前で保存する。

3.Automator リピート実行用のユーティリティを入手する
Automator Loop Utility

4.2で保存したAutomatorスクリプトの,リピート実行アプリケーションを作る。
4−1.ダウンロードしたAutomator Loop Utility.appの入っているフォルダーを開く。
4−2.Automator Loop Utility.appのアイコンの上に,2.で保存したAutomatorスクリプトをドラッグ&ドロップする。
4−3.リピート間隔を聞いてくるので,秒で指定する。 300(5分)など。
4−4.リピート実行アプリケーションの名前を指定して,保存する。

  (保存したら,ファイルの更新日時が4年ほど前の2005年になるのには驚いたが,問題なく動くので,まあいいかと。気になる場合は,ターミナルでtouchコマンドをかける。)

5.アプリケーションの実行前の準備。
 作ったアプリは,メールボックスに未読のメールが1000通あれば1000通全部開いてしまう。
アプリを走らせる前に,Mail.appで,未読のメールを全て既読にしておく。(メールボックスを右クリックして,既読にする)

6.アプリケーション起動。
 あとは,手間なしで,届いたメッセージが全部開かれる。


mail.appでもう一つイヤなのが,
メッセージの返信ボタンを押すと,元のメッセージウィンドウが自動的に閉じられて,返信編集ウィンドウに変わってしまうことだ。
編集を中断して,イチから返信を書き直そうとすると,大変だ。元のメールがどのメールボックスに入っていたのか分からなくなる。検索をかけるか,メールボックスをあれかこれかと開く他はなく,うっとおしいことこの上ない。


Safari:テキストとURLを一度にコピーするアップルスクリプト

タイトルのとおりで,Safariの最前面の画面から,テキストとURLを一度にコピーする自作アップルスクリプトです.

多くのページを引用・整理したり,webページのリンクと抜粋をメールする際の作業の手間を省けます.

Safari で表示したページで選択したテキストとURL,ページタイトルを一度にコピーして,クリップボードに保存するスクリプトが2点.
そして, 
Safariで選択したテキストとURL,ページタイトルを使って,Mail.appの新規メールを作成し,下書きボックスに保存するスクリプトが1点です.

[スクリプトのダウンロードのリンクは最下部にあります.]

実行例
たとえば,Safariで↓の例のページを表示し,オレンジ色のエリアのテキストを選択した場合. 
pict5.png

Safariの最前面のページで上のイメージのようにテキストを選択した後に,それぞれのApplescriptを実行した後のクリップボードの内容が下の2つのイメージです.
(クリップボードに表示しなくても,エディターに直接ペーストできます.)

1.safari-text-copy-TEXT
(クリップボードの内容:ページタイトル,URLアドレス,選択テキスト)

pict1.png

2.safari-text-copy-HTML
(クリップボードの内容:リンクタグ,選択テキスト)

pict2.png

3.safari-text-to-mail 
Mail.appに新規メールの下書きを作成し,保存する.
(新規メールの下書き:タイトル,選択テキスト,URLアドレス)

このスクリプトを使うと,iCalへのスケジュール転記の省力化も可能です.(Mail.appの裏技参照)
mail.png

一括ダウンロード

ダウンロード: safari-text-copy.zip 68KB  (3種のアップルスクリプトのソース.srcとアプリケーション.app )

注意:
・Safariでテキストを選択されていない状態で実行すると,3個のスクリプトともタイトルとURLをコピーします.
・Safariで表示したpdfのテキストを選択した場合は,スクリプトは何もコピーできず,エラーメッセージを返します.

・Applescriptをメニューバーから実行することも可能です.
  (アプリケーション→AppleScript→AppleScript ユーティリティ.appで設定)
・サードパーティのユーティリティと組み合わせると,アップルスクリプトをコンテクストメニューから実行(FruitMenuなど)たり,ショートカットキーで実行(MenuMasterなど)することも出来ます.


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